活動報告
(平成16年度)映画の字幕
要約筆記体験講座
映画の字幕2
パソコン要約筆記養成講座
7月のある日、映画の上映会で、字幕をつける活動。
まずは巨大なスクリーンにびっくり。スクリーンを別に立てても太刀打ちできない大きさです。当初の予定を変更し、横書きで映し出すことに。
また、配給会社のご好意で映像の右下部分に表示させてもらえることになりました。実際の映像に入った字幕。利用者には
前に座ってもらうように呼びかけていた
ので、このくらいの表示でも大丈夫だった
ようです。
使用IPはSシリーズ。セリフごとに字幕が
切り替わる方法で表示しました。セリフの前には登場人物の
名前を入れました。笑い声や擬音、物の音もできるだけ入れいきました。映像に人物の声だけの時には(○○の声)をセリフの前に入れて表現しました。
シナリオ入力に協力してくれた会員さん、たくさんのアドバイスを頂いたIPtalkメーリングリストの皆様、
追い山の前日に打ち合わせのため駆けつけてくださった”やまのぼせもん”の配給会社の皆様、
そして最大限の協力をいただいた主催者の皆様、どうもありがとうございました。
今回、初めての試みでした。こちらの操作上の反省点はいろいろありますが、
映像の中に字幕が出せたのはすごくうれしかったです。・・・さぁて!今度の目標はプラネタリウム?
このページのカッパへ
要約筆記がなぜ必要なのか。
皆さん熱心に聞いておられます。左手に見えるのは県南の要約筆記サークルからの
メンバーです。立っているのは講師のtotorisu。さん。書くことの難しさ、でも続ければ誰にでも出来る、
重要な活動だと感じていただけたようです。後半はパソコン要約筆記も体験する、という盛り沢山の
内容でした。参加した皆様、お疲れ様でした。
主催の大川市社会福祉協議会の皆様、心からの協力ありがとうございました。
大川市で要約筆記が知られ、サークルができることは参加したサークル全員の願いです。
(参加サークル:小郡「たなばた」、久留米「PCくるめ」、八女「あかり」、大牟田「のぞみ」。
正式名称略・北から順に並べました。ご了承ください)
このページのカッパへ
10月下旬。久留米地域人権啓発活動ネットワーク協議会主催の映画上映会で字幕をつけました。
週末の2日間、2箇所の市民センターで全5回の上映でした。画像は2日目の会場での撮影です。IPtalkSシリーズを使い、縦書き、静止型表示です。今回も配給会社さまのご厚意でスクリーンの中に字幕を出しました。実は1回目の映画字幕の時と同じ配給会社さんでした。 プロジェクターの位置を調整して2,3行の文字が映像の中に入るようにしました。
写真左下にいるのが要約筆記者。2名体制です。少し離れた位置にあるのがプロジェクター。会場は両日とも300席ほど。まだお客様が入る前の写真です。出来るだけ目立たない位置にいようと思いながらも今回は表示用のパソコンを手元に置いておかないといけないという事情からこういう位置になりました。 使用したパソコンは3台。表示用の1台はパワーポイントとIPtalkを切り替えて使いました。後の2台は前ロール用とリアルタイム入力用です。 ソフトの切り替えが上手くいかず、ご迷惑をかけてしまったりしました。が、会場の方からも主催者さまからも
「ああ、パソコン要約筆記。雑誌で見ましたよ」「PCくるめさんですね」と声をかけてもらったのが嬉しかったです。
今後ともご贔屓に願います。(#^.^#)
このページのカッパへ
平成16年度パソコン要約筆記奉仕員養成講座(基礎課程)を8月21日から10月30日までの
毎週土曜日、長門石にある総合福祉センターで実施しました。
講座の前半は聴覚障害への理解と情報保障の必要性がテーマでした。 要約筆記がなぜ必要なのか、そういった理解も活動への原動力になります。
講義を聞くばかりでなく、少しずつ実技も入ってきました。最初は手書き要約筆記やノートテイクの実習でした。 全員でOHPを囲んだ時もありました。パソコンとは違った手書き要約筆記の体験でした。
講座も終盤になって、やっとパソコンでの要約筆記実習が入ってきました。 現場実習では4人ずつの班になって、役割を交代で経験しました。
現場実習を見た感想を利用者である難聴者の方からも
頂きました。一番勉強になります。そして10月30日閉講式です。修了証書を手にした方もそうではない方も、貴重な戦力です。 発足1年にもならない私たちのサークルが養成講座を開催することができましたのも、福岡県難聴者協会、
久留米市役所、社会福祉協議会、関係各位のおかげです。厚くお礼申しあげます。
加わった新戦力を大事にして、皆で末永く活動を続けていきましょう。
「自分なりにできることを」が合言葉です。
このページのカッパへ活動報告のページへ