活動報告
(平成17年度)
パソコン要約筆記1日体験講座

聴覚障害学生情報サポート講習会

パソコン要約筆記者養成講座

映画字幕

聴覚障害者対象職業訓練への情報保障
またまた!カッパソ

パソコン要約筆記1日体験講座
聴覚障害のこと、パソコン要約筆記のことをもっと知って頂くために、福岡県難聴者・中途失聴者協会、久留米社会福祉協議会のご協力を頂き、パソコン要約筆記の1日体験講座を開催しました。
5月14日(土)三潴町福祉センター ゆうゆう
17名の方に参加していただきました。
久留米市からお借りしたパソコンが
活躍しました。
情報保障も講演会などと同じように
実施しました。会員のうち2名は
昨年度の講座修了生です。

5月21日(土)田主丸町老人福祉センター
ここでも難聴協会の会員さんから
体験談を話して頂きました。
その後、パソコン要約筆記の体験です。
体験講座に参加していただいた
方には養成講座受講もそうですが、
要約筆記の必要性を感じて
頂けたら、と思います。

5月28日(土)久留米市社会福祉協議会 北野支所
初の試み、黒板にパソコン要約筆記の
文字を投影しました。黄色い文字だと
はっきり見えます。
どの会場でもそうでしたが、皆さん、何の
抵抗もためらいもなくパソコンに
向かっていただきました。
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聴覚障害学生情報サポート講習会
聴覚に障害のある学生さんへの講義保障のあり方を考えるため、7月27日、福岡高等聾学校において講習会が開かれました、出席者60名余の熱気あふれる講習会でした。
ろう学校の先生方、授業への情報保障に
要約筆記を取り入れている学校の先生方の
前で、いつもより緊張しながらの情報保障でした。
スクリーンに映っているのは、筑波からの映像です。
インターネットを使った遠隔情報保障支援システム
です。先進的なシステムを初めて
実際に目にすることが出来ました。
当日は回線の状態が良くなく、音声の方が
スムーズではなかったようで、
この教室と別室を繋いでのデモとなりました。
(画像内のスクリーンは筑波との映像です)
左がパソコン要約筆記の画面、真ん中は講師が使う
画面、右は手話通訳の画面。この3つの画面を
1つにして映すことも可能だそうです。
これからの情報保障の発展性、将来性、有効性を
感じることができる講習会でした。
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パソコン要約筆記者養成講座
今年もパソコン要約筆記者養成講座を開講しました。
先に行った体験講座のおかげで、合併した4町を含めて沢山の方に応募、受講して頂きました。
6月18日、開講式の様子です。
パソコン要約筆記を初めて見たという方もいらしたようです。
講座の前半は県難聴協から講師をお招きして、
聴覚障害への理解を深めました。
利用者を支える方法として、手書きの要約筆記も
体験しました。いろいろな情報保障の手段があり
ますが、伝えたいという気持ちは同じです。
その後、パソコンの実習が本格的に始まりました。
IPアドレスを設定して、チームを組みました。
1人入力とは違った難しさ、楽しさがあります。
LANがつながった時は、ちょっとした感動です。
最終回の現場実習に向け、チームを組んで
実践的な練習です。単語登録など、自分で工夫
されている方もいらっしゃいました。
講座の後半から終了時間が30分長くなりましたが、
パソコンの実習が中心になると、時間の
経つのも早いものです。
8月28日。県難聴協の例会のお邪魔して、現場実習を
行いました。利用者の方には皆さんの成長が頼もしく
感じられたと思います。
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映画字幕
今年は久留米市校区人権協連合会主催、人権尊重週間記念事業として人権シアター2005映画「学校」へ字幕をつけました。午後と夜の2回上映とも、IPtalkを使って縦書き(2行)で表示しました。上映前と後の主催者からの挨拶の部分では、プロジェクターにつないだ2本のRGBケーブルが役立ってくれて、スムーズに切り替えることができました。
12月1日 えーるピア久留米視聴覚ホール
MSP明朝だと文字の折り返しが思うように
ならずMS明朝を使えばいいということも
いい経験になりました。
昨年まで苦労していた画面表示の切り替え。
2つのRGBケーブルの口をもつプロジェクターが
購入できたおかげです。
(ありがとう、Fコー●さん)
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聴覚障害者対象職業訓練への情報保障
「PCくるめ」が受けた派遣ではありませんが、県内の数名のパソコン要約筆記者が参加して、福岡市内にあるパソコンスクールで聴覚障害者対象の職業訓練において、筑波技術大学と提携して情報保障を行いました。
前に立っているのが講師。正面に見えるのは
講師が使うプロジェクターの画面。その隣に
筑波からの手話通訳の映像と
現場で入力している要約筆記の文字。
教室内の様子は左端にあるビデオカメラで
撮影し、インターネット回線で筑波へ送っていました。
その映像を見て、手話通訳が行われています。
手話通訳の映像ももちろん回線を使って
筑波から送られてきたものです。
これがその仕組みを影でささえるシステム。
お2人の方でサポートしてくださいました。
さすが・・です。
まるで音楽スタジオのような・・・・
でもあるのはパソコンが中心なんですけどね。
これが現場の要約筆記者の画面。左上に連絡窓、
右上にはネットの画面。これで、キーワードを確認。
連絡窓では筑波にいる要約筆記者とも連絡をとりあい、
連携入力も!パートナーが隣にいなくても、
連携はスムーズにできました。
筑波にいらした東京のパソコン要約筆記者の
Tさん、Kさん、本当にありがとうございました。
これは別画面に映し出されたキーワード。
筑波では把握しにくい現場の状況を伝えるのにも
役立っていました。課題取組み中の生徒さん
たちの様子を伝えたり、先生の動きを伝えたり。
最後は筑波にいるスタッフの方と福岡の現場が映像を
通して挨拶。本当に1週間、お世話になりました。
将来性や発展性を身震いするほど感じることができた
貴重な体験でした。いやぁ〜〜パソコンとかインターネット、文明の進化はすごかねぇ〜〜(^_^;)
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